EOY2019

第19回 EY Entrepreneur Of The Year Japan 2019 受賞者: 窪田 規一 氏、菅 裕明 氏

窪田 規一 氏、菅 裕明 氏

創薬開発におけるOnly 1企業を目指す

  • 窪田 規一
    菅 裕明
  • ペプチドリーム株式会社
  • 取締役会長
    創業者

世界唯一、独自の創薬プラットフォームシステムを活用し、今まで実用化が困難であった特殊ペプチド創薬を、低分子医薬、抗体医薬に次ぐ新しい創薬分野として確立を目指す。世界大手製薬企業19+1社と共同研究開発を推進しすると共に、新しい創薬開発に向けて独自開発も進めている。

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プロフィール

<窪田 規一 氏> (写真右)
1976年 早稲田大学卒業
1978年 (株)Special Reference Laboratory 入社
2000年 (株)ジェー・ジー・エス創立、専務取締役
2001年 同社 代表取締役社長
2006年 ペプチドリーム(株)創立 代表取締役社長
2017年 同社 代表取締役会長
2017年 ペプチスター(株)創立 代表取締役社長

<菅 裕明 氏> (写真左)
1989年 岡山大学卒業
1994年 マサチューセッツ工科大学化学科 Ph.D.
1994年 米国マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学医学部 博士研究員
2002年 ニューヨーク州立大学バッファロー校化学科Associate Professor
2006年 ペプチドリーム株式会社 共同創立 社外取締役
2010年 同大学大学院理学系研究科 教授

起業に至った動機

当社の座右の銘である「たった一人の人でも良い。病気で苦しんでいる方に『ありがとう』と言ってもらえる仕事をしたい」この言葉は当社創業の理念であり事業の目的となっています。
適切な治療薬が無く疾患で苦しんでいる患者さん(アンメットメディカルニーズ)に画期的な新薬を提供する事を目的に設立されたペプチドリームは、不治の病であった肉親に対して何もしてあげられることができず、見ているだけであった悔しさと後悔・・・私自身のそんな経験をバネにして創立させた会社です。
共同創業者である菅裕明教授が研究者の立場から「自分の研究成果を実社会で生かしたい」との強い思いとが相まって創業に至りました。

アントレプレナーとしての信念

人生は順風満帆ばかりではなく逆風にさらされ、時には失敗や挫折に見舞われることも少なからずあります。その時に失敗を悔やみ「挽回してやる!」と大上段に構えることは、真理を見落としてしまう危険性と共に失敗を他人に転嫁させてしまうリスクがあると考えています。起きてしまったことをくよくよせず「Que Sera,Sera」と次の手を考え実行すると共に失敗の問題点は必ず自分にもあるという観点から物事を考えるようにしています。
過去に出資者の思惑により『梯子を外される』という経験をしました。悔しさから「騙された」「嵌められた」と悔やみましたが、実際は自分自身の経営財務能力の甘さであったと思い知らされました。
『失敗から学ぶ』それが私のアントレプレナーとしての信念です。


ペプチドリーム株式会社 イメージ