EOY2019

第19回 EY Entrepreneur Of The Year Japan 2019 受賞者: 長澤 重俊 氏

長澤 重俊 氏

大麦、雑穀を世界の主要食糧とする

  • 長澤 重俊
  • 株式会社はくばく
  • 代表取締役社長

株式会社はくばくは「穀物の感動的価値を創造し、人々の健康と豊かな食生活を実現します。」を企業理念とし、穀物をもっと美味しく、簡単に、楽しく食べて頂き、人々が健康で豊かな食生活を送っていただくための事業を展開。主な事業として、大麦の精麦事業、雑穀事業、乾麺事業、麦茶事業、製粉事業、米穀事業などを行っている。

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プロフィール

1966年 山梨県南巨摩郡富士川町生まれ
1985年 山梨県立甲府南高等学校 卒業
1989年 東京大学経済学部 卒業。 在学中は運動会ラグビー部に所属
1989年 住友商事(株) 入社。 コーヒーの輸入販売に従事
1992年 (株)はくばく 入社
2003年 (株)はくばく 代表取締役社長就任

起業に至った動機

当社の社名は、貧しさの象徴と言われた大麦の黒い筋を目立たなくすることに成功した「白麦米(はくばくまい)」に由来します。経済が豊かになる中で大麦の消費は減少しましたが、先代2代に渡って穀物のドメインで多角化し成長してきました。しかし、私の社長就任時には、赤字継続の厳しい状況でした。私はそれまでPBの受託に留まっていた炊飯用雑穀事業に本格的に新規参入を決断することなどの経営改革を進め、折からの健康ブームの中にも支えられて収益の柱に成長させました。2012年には「もち麦」の販売を開始すると大ブレークし、食感の良さと機能性の高さからリピーターが定着する新たな市場をつくり上げました。

アントレプレナーとしての信念

はくばくという穀物をドメインとした企業の3代目として生まれて以来、これまで穀物をもっとおいしく、沢山食べていただくことで世の中の人々に健康と豊かな食生活を提供することと、それを共に成し遂げる社員が生き生き働ける場を提供することを目的に人生を歩んできました。はくばくは海外事業の失敗などもあり企業存続さえ危ぶまれる状況の中で、雑穀事業に本格参入するなどの経営改革によってその危機を脱し、その後「もち麦」によって大きな市場を作り出しました。現在は腸内環境の改善に大変有効な大麦によって、世界の人々の健康に貢献すると共に、飼料から食料に転換することで食糧危機、貧困などに対しても役立ちたいと考え行動しています。


株式会社はくばく イメージ